齋藤内科医院 宇都宮市桜 胃腸科 消化器科 内科 アレルギー科 経鼻内視鏡検査
食物が原因であればそれを摂取しなければ済みますが、花粉などは、避けることが出来ないため、薬を飲むことになります。
しかしながら、急激な血圧低下や気道閉塞を伴う「アナフィラキシーショック」という、体が原因物質に対して異常反応してしまい、最悪の場合死に至るケースが有りますので十分注意が必要です。この場合は、当然の如く、緊急性を要します。
蜂、食物及び薬物に対して過去アナフィラキシーを起こした方には、「携帯用の注射器に入ったアドレナリン注射液」があり、成人であれば常に携帯し自己注射することも出来ます。また生徒さんなどは先生がその場で注射することも認められています。(尚、これを携帯するには、医療機関で処方して貰う必要があります。)
アレルギーの場合、血液検査でかなりの原因物質の特定が出来ますので、医療機関で原因物質(花粉、食物など)の特定をしておきましょう。食物であれば、医療機関の受診前に、可能性の有る物を良く思い出して、メモしておくことが重要です。園児、生徒さんは、アレルギーは、しっかり把握して担任の先生に報告しておきましょう。給食などでは、絶対の注意が必要ですので。
治療は、内服治療、点鼻薬、点眼薬、塗り薬など。アナフィラキシーには、携帯用アドレナリンの注射。
院長自身花粉症ですので、お気軽に御相談下さい。